私のからだは気象に敏感で、低気圧が接近すると、片頭痛が出る。
一昨日は天気予報は晴れなのに朝から具合がすぐれない。おかしいなと、思っていたら夕夜に、予報にはない雨が降った。
私の雨雲レーダーの精度は相当なものらしい。
日本では弥生時代晩期、卑弥呼がクニを治め、呪術で物事を決めたと中国の歴史書に記述がある。
動物の骨を焼いてその焼目や破れ目で吉凶を占ったそうだ。
占った吉凶とは、ずばり天候だ。恵み雨が来るとか、大雨で川が氾濫するとか、稲作に影響を及ぼすものを占った。
歴史書に記述はないが、卑弥呼も気象痛の持ち主だったと想像している。
雨や台風の接近がからだで分かる。わかるときは、骨の占いはその時はおまけ程度に過ぎなかったのではと推測している。
1800年前に思いを馳せ、今日も横になって頭痛が過ぎ去るのを私は待っている。